施工管理1級と2級の年収差はいくら?資格別・企業規模別データで徹底比較【2026年版】

年収・給料

【2026年最新】施工管理1級と2級の年収差はいくら?資格別・企業規模別データで徹底比較

「1級施工管理技士を取れば本当に年収が上がるの?」と疑問を持っている方は多い。

結論から言うと、建築施工管理で1級と2級の平均年収差は約105万円。さらに1級取得時の資格手当は月1〜3万円(年12〜36万円)が相場で、転職時の年収交渉でも大きな武器になる。

この記事では、建築・土木・電気など種別ごとの年収差、企業規模別の実態、資格取得にかかる費用と期間を2026年最新データで解説する。

建設現場で施工管理を行う技術者のイメージ

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施工管理技士の1級と2級の違い

施工管理技士の資格は、建築・土木・電気工事・管工事・舗装工事など種別ごとに1級と2級が存在する。最大の違いは担当できる工事の規模と役割だ。

項目1級施工管理技士2級施工管理技士
担当可能な工事規模大規模工事(制限なし)中小規模工事(制限あり)
監理技術者なれるなれない
主任技術者なれるなれる
受験資格(建築)実務経験5年以上(2級取得後)実務経験なし〜3年(学歴による)
試験難易度高い(第一次・第二次の2段階)普通(合格率44.1%)

出典:セコカンプラス「施工管理技士の年収差」

1級の最大のアドバンテージは「監理技術者」になれることだ。大規模工事の受注には監理技術者の専任が必要なため、1級保有者は企業にとって欠かせない存在となる。これが高年収につながる最大の理由だ。

⚠ 有効求人倍率5.67倍の売り手市場

施工管理職の有効求人倍率は5.67倍(2024年12月)。建設業の就業者数は高齢化が進み(60歳以上が25.8%)、若手・中堅の1級保有者は特に引く手あまたの状態だ。

出典:セコジョブ「施工管理の有効求人倍率」(2024年12月)

1級と2級の年収差(種別別データ)

まず最重要の数字を確認しよう。種別ごとに1級と2級の年収差をまとめた。

2級施工管理技士

585万円

(建築/平均)

1級施工管理技士

690.6万円

(建築/平均)

差額:約105万円

種別1級の平均年収2級の平均年収年収差
建築施工管理690.6万円585.0万円+105.6万円
土木施工管理600〜750万円400〜550万円+50〜100万円
電気工事施工管理500〜700万円400万円前後+100〜200万円
管工事施工管理400〜700万円300〜600万円+100万円程度

出典:施工管理求人ナビ「施工管理技士の年収」Recree「1級2級の年収差」アガルート「土木施工管理技士の年収」

建築で約105万円、電気工事では最大200万円の年収差が生じることがわかる。1級取得は単純な資格手当だけでなく、担当できる業務の幅・転職時の年収交渉力・昇進速度すべてに影響する

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企業規模別の年収比較

1級資格の価値は企業規模によっても大きく変わる。スーパーゼネコンと中小専門工事業者では年収に大きな差がある。

企業規模1級保有者の年収目安特徴
スーパーゼネコン(大林・清水・鹿島等)700〜850万円(1,000万円超も)大規模プロジェクトに必須。採用競争が激しい
大手・準大手ゼネコン700〜930万円安定した案件量。福利厚生充実
中堅ゼネコン600〜860万円地域密着型。昇進機会が多い場合も
専門工事業者(電気・管工事等)600〜800万円専門性で差別化。独立・独自受注も可能
中小企業400〜600万円人手不足で採用しやすいが年収は低め

出典:アーキブック「ゼネコンの年収比較」建転「施工管理の企業規模別年収」doda「1級建築施工管理技士の求人年収」(2025〜2026年)

スーパーゼネコンと中小企業の差は1.48倍以上。1級資格を持ったうえで大手ゼネコンへ転職することが、年収最大化の王道だ。doda掲載の1級建築施工管理技士向け求人では年収750〜1,095万円の案件も実在する。

転職を考えている場合は、施工管理の転職エージェントおすすめ記事も参考にしてほしい。

資格手当の相場と年収への影響

資格取得後、会社から毎月もらえる「資格手当」は企業によって大きく異なる。以下が相場だ。

資格月額手当の相場年間換算
1級建築施工管理技士10,000〜30,000円12〜36万円
1級土木施工管理技士10,000〜20,000円12〜24万円
1級電気工事施工管理技士10,000〜15,000円12〜18万円
2級建築施工管理技士3,000〜10,000円3.6〜12万円
2級土木施工管理技士3,000〜5,000円3.6〜6万円

出典:アガルート「施工管理技士の資格手当」Dスピリット「施工管理 資格手当の相場」

✅ 資格手当+転職年収交渉で年収+100〜150万円が狙える

1級取得で資格手当(年12〜36万円)が加わるだけでなく、転職時に「1級保有者」として年収交渉ができる。採用側から見ると1級保有者1人の採用に200万円前後の採用コストが発生するため、転職時の年収交渉力は非常に高い。

出典:カケハシスカイソリューションズ「施工管理の採用単価」

施工管理の年収の実態については施工管理の年収リアル記事も合わせて参照してほしい。資格取得の詳細は施工管理のおすすめ資格でも解説している。

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年代別の年収推移

施工管理職の年収は年齢・経験を積むほど伸びる傾向がある。

年代平均年収ポイント
20〜24歳約372万円入社直後。2級を目指す段階
25〜29歳約510万円2級取得・実務経験蓄積期
30〜34歳約593万円1級取得を目指す最重要期
35〜39歳約686万円1級取得後のキャリアアップ期
40〜44歳約690万円管理職・プロジェクトマネージャー候補
45〜49歳約723万円ベテランとして需要が高い
55〜59歳約795万円(ピーク)上位職・経営層への参画も

出典:セコカンナビ「施工管理の年代別年収」X-WORK「施工管理の年収推移」

30代前半までに1級を取得することが、その後の年収曲線の傾きを大きく変える。施工管理の転職タイミングについても参考にしてほしい。

施工管理の現場監督がスタッフに指示を出しているイメージ

資格取得にかかる費用と期間

1級取得のROI(費用対効果)を考えるうえで、コストの把握は重要だ。

試験受験料

試験種別受検料
1級建築施工管理技士(第一次・第二次通し)12,300円
2級建築施工管理技士(第一次・第二次通し)12,300円
2級(第一次または第二次のみ)6,150円

出典:Dスピリット「施工管理技士の受検料」

講座・スクール費用の目安

講座提供者対象費用
アガルート(通信)2級一次・二次Eラーニング43,780円
日建学院(通学)1級一次コース(48回)330,000円
日建学院(通学)1級二次速修コース(32回)253,000円

出典:アガルート「施工管理1級スクール比較」

費用対効果の試算

1級取得の最大投資額:スクール費用約33万円+受検料1.2万円=約34.2万円。一方で取得後の年収差は年間105万円以上。1年以内に元が取れる計算だ。さらに資格手当(年12〜36万円)が加わるため、実質的なリターンはさらに大きい。

転職市場での1級の価値

2024年以降、建設業界の人材不足はさらに深刻化している。有効求人倍率5.67倍という数字は、全産業平均の約4倍を超える水準だ。

  • 1級保有者の採用には企業側が200万円前後の採用コストを投じる
  • リクルート調査では施工管理求人数が2016年比5.04倍に増加(2023年)
  • 建設業就業者の高齢化で若い1級保有者の価値がさらに上昇中
  • 1級取得後の転職で年収100万円以上UPした事例も珍しくない

出典:リクルート「施工管理求人数推移」(2024年3月)ナイト「建設業の需要動向」

転職エージェントを活用すると、1級保有者向けの非公開求人にアクセスできる。施工管理専門の転職エージェントの利用を検討してみよう。

よくある質問

Q2級から1級に取得するのにどれくらいかかりますか?
A2級取得後5年以上の実務経験が受験資格の目安です(建築の場合)。試験は第一次・第二次の2段階で、合格率は第一次が約40〜50%、第二次が約35〜45%程度です。独学か通信講座で1〜2年の学習期間を見込みましょう。
Q資格手当は必ずもらえますか?
A資格手当は会社の規定によります。月3万円の会社もあれば手当がない会社もあります。転職時には「資格手当の有無・金額」を事前に確認することを強くおすすめします。
Q1級取得後に転職すると年収はいくら上がりますか?
A大手ゼネコンへの転職であれば年収100〜200万円のアップを狙えるケースがあります。現職に留まる場合も資格手当(年12〜36万円)が加算されます。転職市場での交渉力は1級取得で大幅に向上します。
Q建築と土木の1級では年収差はありますか?
Aゼネコン勤務では建築・土木ともに同水準の場合が多いです。ただし専門工事業者では業種によって差があります。一般的には建築施工管理技士の求人数・給与水準がやや高い傾向があります。
Q未経験でも施工管理として転職できますか?
A未経験でも2級取得を前提とした採用は多くあります。まず2級から取得してキャリアを積み、1級取得を目指すのが現実的なルートです。施工管理未経験転職の詳細はこちらを参照してください。

まとめ:施工管理1級・2級の年収差

  • 建築施工管理で1級と2級の年収差は平均約105万円
  • 電気工事施工管理では最大200万円の差が生じるケースも
  • 資格手当は1級取得で月1〜3万円(年12〜36万円)が相場
  • スーパーゼネコンでは1,000万円超の求人も実在する
  • 有効求人倍率5.67倍の売り手市場で転職時の年収交渉力が高い
  • 1級取得コスト(スクール費最大34万円)は1年以内に元が取れる
  • 30代前半での1級取得がキャリアと年収の最大化につながる

施工管理1級は、取得すればするほど年収・転職・キャリアのすべてで有利になる資格だ。有効求人倍率5.67倍という今の市場環境は、1級保有者にとってこれ以上ない売り手市場でもある。資格取得の計画を立て、キャリアを次のステージに進めよう。以下のサービスでは、業界に特化した無料の転職相談が可能です。

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はたらくナビ編集部
はたらくナビ編集部 転職支援のプロが監修

建設・製造・ドライバーなどブルーカラー領域の転職情報を専門に発信。キャリアアドバイザーとして数百名の転職をサポートし、求人事業の立ち上げ・運営にも携わったメンバーが、現場で培ったリアルな知識をもとに執筆・監修しています。

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